2014.7.12
台風一過、 超大型と言われていましたが、東海地区は何事もなく、ほっとしました。
さわやかな青空ですね。ちょっと暑くなりすぎだけど、、、
大型と言えば、「伊勢湾台風」。
参考写真生まれる前のことで、直接的な実感があまりありませんが、本当に大変な災害でありました。
愛知県・三重県を中心に亡くなった方は約5000人。
名古屋市の南側の地域は、かなりの部分が高潮の被害を受けました。
大昔は海であったが、江戸時代より干拓・埋立を繰り返して陸地を広げたもので、もともとは農地として利用されていたようです。
それが、太平洋戦争の戦災により、名古屋市内の中心部を焼け出された人たちのために、市がそれらの土地に住宅をたくさん建てたそうです。
そして、抽選で当たった人たちは、そこに移転してきました。
しかし、まずは住宅建設が第一でしたから、堤防等の災害対策は不十分であったようです。
また近くに広大な貯木場があって、相当量の材木が水中に保管してあり、さらに、当時貯木場に収まらない木材もかなりあって、それらの材木が高潮にのって、人々を襲ったのだそうです。
私の年代くらいでも、それほどリアルには受け止めることができていなかった「伊勢湾台風」ですが、少しずつ知っていくにつれて、本当に恐ろしく、また、「災害は忘れたころにやってくる」 という言葉が思い出されます。
私も建築設計をやっている中で、名古屋市内でも地盤が悪いところでは、それなりの大きさの建物だと、直径2~3mの場所打ち杭を50メートル以上も十数本打った記憶があります。
写真1、
写真2やはり大昔は海でしたから、当然のことですね。
杭工事だけでも相当な金額になります。
KEN
http://www.geocities.jp/kenku7jp/
よろしかったらコメントください。
(下のCOMMENTをクリック。記入は、名前(ニックネーム)と本文だけで大丈夫)